張本智和、ダブルスは水谷組に苦杯「シングルス決勝で最高のリベンジを」

 「卓球・全日本選手権」(20日、東京体育館)

 男子シングルス準々決勝で、ジュニア王者の中学2年、張本智和(14)=エリートアカデミー=が大島祐哉(23)=木下グループ=を4-1で破り、史上最年少での4強入りを決めた。

 男子ダブルス準決勝では、水谷隼(28)大島組=木下グループ=に1-3で敗れた。

 シングルスでは世界選手権ダブルス銀メダリストの大島を破り、しゃがみ込んでガッツポーズ。「大島さんは今までの相手とは1つレベルが違う選手なので、1球目から今まで以上に気合を出した」と振り返り、「攻めてくるのはわかっていたので、逆を突いたり、攻めることを意識した」と胸を張った。

 ダブルスでは返り討ちされたが、相手の水谷について「今大会プレーした中で1番ミスが少なくて、戦術の変え方もさすが」と脱帽。ただ、史上最年少優勝が懸かるシングルスでは、決勝で挑戦できる可能性があるだけに、「準決勝も勝って、決勝で最高のリベンジをしたい」と打倒を誓った。

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