「卓球・全日本選手権」（２０日、東京体育館）

　女子ダブルス決勝が行われ、世界選手権銅メダルの伊藤美誠（１７）＝スターツ、早田ひな（１７）＝日本生命＝組は、梅村優香（１８）塩見真希（１７）＝大阪・四天王寺高＝組に３－１で勝利し、初優勝を果たした。

　世界を席巻した「みまひな」ペアが、高校生対決を制して初の日本一に輝いた。

　伊藤は「早田選手と全日本で優勝できて、うれしいというよりホッとした」と喜び、早田は「美誠と組んで優勝できたのは本当にうれしい。最初はフォアハンドで無理して打つところがあったが、後半は両ハンド打てば効くと確信して自信を持って打てた」と胸を張った。

　伊藤は、前々回大会まで平野美宇（エリートアカデミー）との「みうみま」ペアで出場しており、早田は前回、永道麻依加（福岡・希望が丘高）と出場していた。