埼玉が3年ぶり2度目のV! アンカー・設楽悠太が4位から逆転
「全国都道府県対抗男子駅伝」(21日、平和記念公園前発着=7区間)
埼玉が2時間19分10秒で3年ぶり2度目の栄冠に輝いた。6区までトップと13秒差の4位だった埼玉は、16年リオデジャネイロ五輪1万メートル代表のアンカー設楽悠太(ホンダ)が序盤で長野を抜いて首位に立ち、そのまま差を広げてゴールした。2連覇を狙った長野が46秒差で2位、3位は千葉で過去最高の5位を更新した。
想定以上の快勝だった。埼玉は勝利の条件として、設楽悠にトップと50秒差以内でたすきをつなぐことを掲げていたが、大幅に上回る13秒差で最終区へ。設楽悠が悠々と逆転劇を演じ、3年ぶりに頂点を奪還した。
序盤から上位を維持し、前回王者の長野をマークした。大仕事をしたのが、首位長野と45秒差でたすきを受けた6区の中学生、篠木だ。「優勝したいという気持ちで走ったら、区間賞で先頭との差が詰まっていた」と力を込めた。
設楽悠は「6区までの選手が、一秒を大切にして僕のところまでつないでくれた」と実力を発揮し、2・4キロすぎで長野を抜いて首位に躍り出た。区間1位の走りで、2位に46秒差をつけ「トップでゴールテープを切ることが僕の役割だった」と涼しい表情で語った。
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