設楽悠太、東京マラソン目標は日本記録 瀬古リーダー「2時間4分台も狙える」
ハーフマラソン日本記録保持者の設楽悠太(26)=ホンダ=が22日、東京マラソン(2月25日)の招待選手として出場することが発表され、都内で行われた会見に出席した。今年の目標タイムとして「2時間6分10秒」と、日本記録(2時間6分16秒)の更新を掲げた。
マラソン初挑戦となった昨年大会は前半から攻めて2時間9分27秒をマークし、日本人3位の11位だった。設楽は「みなさんが1番楽しみにしているのは日本記録の更新だと思う。正直、自己ベスト(2時間9分3秒)から3分近く離れているので厳しいかもしれないが、このタイムを抜くという気持ちを忘れずに走りたい」と強い決意を示した。
ゲストとして出席した日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(61)は「あまり記録、記録と言ってプレッシャーかけるとよくない」と話しつつ、「彼の100%の力を出せば、間違いなく(2時間)5分台は出る。僕は4分台も出ると思うんですよ。その力はある」と太鼓判を押した。司会者からは「瀬古さんが一番プレッシャーを掛けてるじゃないですか」とたしなめられ、照れ笑いを浮かべていた。