大相撲の西小結阿武咲(21)=本名打越奎也、青森県出身、阿武松部屋=が初場所10日目の23日、「右膝後十字靱帯損傷。23日より1月場所の休場を要する」との診断書を日本相撲協会に提出して休場した。9日目の平幕逸ノ城戦で小手投げにより5敗目を喫した際に負傷した。
師匠の阿武松親方(元関脇益荒雄)によると、再出場はしない。同親方は「本当に残念だ。将来のことを考えると、悪化させたらいけない」と話した。
新小結の先場所で勝ち越したホープの阿武咲の休場は、十両時代の2015年九州場所以来2度目。今場所の十両以上の休場者は9人目(再出場の安美錦を含む)となった。