植草“歩ジェット”飛ばしたい JAL初アスリート所属契約
20年東京五輪追加種目の空手で女子組手の植草歩(25)が23日、羽田空港で会見し、今月20日付で日本航空(JAL)と所属契約を結んだと発表した。JALとしては初の所属契約アスリートで、期間は20年まで。海外遠征時の資金面などで支援を受ける。
16年世界選手権68キロ超級女王で“空手界のきゃりーぱみゅぱみゅ”と呼ばれる植草。文字通り“翼”を手にしたヒロインは「一歩一歩突き進んで、東京五輪で優勝という結果を出したい」と力強く意気込んだ。
昨季はプレミアリーグ年間チャンピオンとなり、ワールドゲームズ2連覇、全日本3連覇など無敵街道を突き進む。JALでは、かつてフィギュアスケートの浅田真央さんが大きく姿が描かれた特別塗装機“真央ジェット”が就航したことがある。「自分がもっと強くなれば、やってもらえるかもしれない」と“歩ジェット”就航にも意欲をにじませた。