鶴竜が痛恨の初黒星 殊勲の玉鷲は感涙「一気にいきました」
2枚
「大相撲初場所・11日目」(22日、両国国技館)
横綱鶴竜(井筒)が関脇玉鷲(片男波)と対戦。押し出しで敗れて土がつき、前頭三枚目の栃ノ心(春日野)と1敗で並んだ。
立ち合いから互角の攻防だったが、土俵中央で引いてしまった鶴竜。勢いづいた玉鷲に、一気に押し出された。白鵬、稀勢の里が休場し、ひとり横綱として意地を示してきたが、連勝は10で止まった。
大金星の玉鷲は感涙。「ありがとうございます。うれしいです。引いてくれたんで、一気にいきました。良かったです。もっともっと、いい相撲を出していきたい」と、興奮を隠せなかった。
12日目、鶴竜は前頭五枚目の遠藤(追手風)、玉鷲は栃ノ心(春日野)と対戦する。
2敗は不在。3敗で大関高安(田子ノ浦)、前頭十三枚目の大栄翔(追手風)が追う展開となった。