「大阪国際女子マラソン」（２８日、ヤンマースタジアム長居発着）

　マラソン初挑戦の松田瑞生（２２）＝ダイハツ＝が日本歴代９位、初マラソン日本歴代４位の２時間２２分４４秒で初優勝し、１９年９月以降に開催予定の東京五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ（ＭＧＣ）」出場権を獲得した。昨夏の北海道マラソンを制し、ＭＧＣ出場権を持つ前田穂南（２１）＝天満屋＝が２時間２３分４８秒で２位。３位には２時間２７分３７秒で安藤友香（２３）＝スズキ浜松ＡＣ＝が入り、新たにＭＧＣ出場資格を得た。

　レース後の松田の会見で質問に立ったロサンゼルス五輪女子マラソン日本代表の増田明美さん（５４）は、冒頭に「あなたは通天閣みたいな人だね」と独特の表現で松田の快走を絶賛。思わず松田も爆笑した。

　その後、増田さんは「一人旅（独走）は不安ではありませんでしたか」と質問。大阪市住吉区出身の松田は「大阪の応援が大きかったので、超楽しかったです！」と、こちらも独特のノリで応えていた。