ロシア選手団認めず個人出場容認 平昌パラ参加問題
【ボン(ドイツ)共同】国際パラリンピック委員会(IPC)は29日、国ぐるみのドーピング問題を抱えるロシアの平昌冬季パラリンピック参加問題について同国選手団としての参加は認めず、条件を満たした選手が「中立選手」として個人資格で出場することを容認すると発表した。ロシア・パラリンピック委員会(RPC)への資格停止処分は継続する。
スキーのアルペン、距離、バイアスロン、スノーボード、車いすカーリングに、30~35人の出場を見込んでいる。「中立選手」のロシア国旗、国歌の使用は禁じ、表彰式などでパラリンピック旗、パラリンピック賛歌を使う。