無免許事故疑惑の大砂嵐は自宅謹慎 検察処分後に懲戒処分決定へ
日本相撲協会は1日、1月に十両大砂嵐(大嶽)が乗った車が長野県内で追突事故を起こしたとされる問題について、協会の懲戒処分を決定するのは警察の捜査・検察の処分が決まるのを待ち、それまでは自宅謹慎とすることを発表した。この日都内で行われた理事会で決まった。
大砂嵐は無免許で自動車を運転した疑いがある。これまで協会が行った3回にわたる聴き取り調査によれば、事故の報告を怠ったことについては非を認めているものの、「私は運転していない」と無免許運転については依然、否定しているという。
危機管理部長の鏡山親方(元関脇多賀竜)は会見で「弁明の内容が二転三転していて、疑問点が多く信用しがたい」と話し、「(大砂嵐には)警察の事情聴取には誠実に応じ、うそ偽りなく話すように伝える」と説明した。