栃ノ心 来場所へ稽古を再開「悪いとたまたま優勝したと言われる」
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大相撲の初場所(1月28日千秋楽)で自身初、平幕では6年ぶり優勝を果たした幕内栃ノ心(30)=春日野=が5日、都内の部屋で稽古を再開し、若い衆のぶつかりに25分胸を出すなど汗を流した。
怪力を生かし、ジョージア出身では初の快挙。全国に名前はとどろき、行く先々で大声援を受けた。優勝後の1週間は祝いの席、取材など相次いだ。
3日の節分での豆まきでは「子供を200人は抱っこした。1時間くらい抱っこした」と“抱っこトレーニング”に苦笑いした。
母国メディアから取材攻勢も続き、「17回も同じ番号から着信があった」とビックリ。
まずは、疲労を抜きながら、春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)へ向け、徐々に状態を上げていく。「ケガしないように。いつも通り普通にやっていく。次も頑張らないと。悪いとたまたま優勝したと言われる。お客さんの声援もすごいから」と、話した。