阿武咲、復活&進化へ肉体改造進行中 右膝後十字靱帯損傷で初場所途中休場
大相撲の健康診断が5日、両国国技館で行われ、初場所(1月28日千秋楽)を右膝後十字靱帯(じんたい)損傷で11日目から途中休場した小結阿武咲(21)=阿武松=が、肉体改造していることを明かした。
体重は「増やしている」と165キロにアップ。「ガンガン、トレーニングしてリハビリもしている。足以外に全体的に質から変わる。新たなもの。2018年、全部変えようよ思った。新しい自分。アスリートとして自分と向き合い、上位で勝てるように体を変えようと思った」と、並々ならぬ意気込み。故障も進化へのきっかけになる。「強くなるしプラスにしていきたい」と力を込めた。
休場中はテレビで見る熱戦に「うらやましく、悔しかった」と言う。そして「相撲が好き。相撲が好きでしょうがない。相撲を取れるのは普通じゃない幸せなこと。改めてそういう気持ちになれて成長できる。これでまた強くなれる」と多くに気付いた。
「ケガは大したことはない」とキッパリ。春場所(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)での再起へ「そのつもり」と、21歳は自信をあふれさせた。