柔道男子・井上監督は新ルール懸念 「私も見てみないと分からない」
柔道日本男子の井上康生監督(39)は6日、羽田空港で取材に応じ、今年施行される新ルールについて「柔道が違ったものになるのでは」と懸念した。
「合わせ技一本」の復活に加え、1月には寝技から立ち技への移行が可能となるルールが追加された。従来は寝技の状態から立てば「待て」がかかったが、立ち技として継続する。
特に懸念されるのは反則である足取りで「(寝た状態から)足を持って投げたらそれを足取りと見なすのか。(審判が的確に)判断できるのか、私も見てみないと分からない」。GSパリから審判の動向に熱視線を送る。