初場所途中休場の白鵬、稽古再開 体調不安、春場所明言せず

 1月の大相撲初場所を両足親指のけがで途中休場した横綱白鵬が8日、東京都墨田区の宮城野部屋で稽古を再開した。四股、すり足など基本運動で汗を流したが、左足親指に不安が残っていることを吐露。春場所(3月11日初日・エディオンアリーナ大阪)での復帰について明言しなかった。

 白鵬は初場所初日の朝稽古で右足親指を負傷。4日目に左足親指も痛めて翌日から休場していた。8日の稽古では小刻みなジャンプ、そんきょの姿勢などでも状態を確認。「左は腫れが引いていなくて、圧迫する感じがある」と述べ、再検査の意向を示した。

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