飯塚翔太がメキシコへ出発 初の高地合宿「プラスになるよう」

 陸上男子短距離の飯塚翔太(26)=ミズノ=が12日、自身初の高地合宿を行うメキシコ・ケレタロへ成田空港発の航空機で出発、「ずっとやりたかった高地合宿。初めてなので、プラスになるようにしたい」と期待感をのぞかせた。

 合宿地は標高約1900メートル。高地合宿は長距離が定番だが「短距離にも良いと聞いている。質の高い練習をすることが200メートルの後半に生きる」と目的を明かす。現地の環境も未知数だが「予想できないことこそ成長のきっかけになる」と持ち前の前向きさで約3週間の合宿に挑む。

 今季の目標は「アジア大会(ジャカルタ)の個人種目でどれだけ勝負できるか。200メートルは前回4位で悔しい思いをした」と4年前の仁川大会からのリベンジを掲げる。和製ボルトがアジアナンバーワン、200メートル19秒台へ新境地を切り開く。

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