相撲協会ノーモア不祥事“研修ウイーク”で指導徹底 尾車親方「常に連絡して下さい」
相次ぐ暴力事件などの不祥事を受け、日本相撲協会は13日、東京・両国国技館で全協会員に対する「研修ウイーク」を開始した。初日は十両以上の関取、約70人を対象に誓約書の内容を確認した。
全力士は協会に、暴力、違法薬物、賭博の禁止など30項目の規約に関し遵守することを誓約している。約80分の研修では弁護士、事業部長の尾車親方(元大関琴風)が規約項目を改めて説明した。
研修の最後に尾車親方は「やるべき稽古、日常生活、本場所をやっていれば問題ない。(何かあれば)執行部に常に連絡して下さい」と訓示した。研修は16日まで行われる。
元横綱日馬富士に暴行を受けて負傷し、リハビリ中の十両貴ノ岩は欠席。無免許運転事故を起こした疑いの十両大砂嵐は謹慎中のため姿を見せなかった。