卓球の日本代表も平昌五輪から刺激を受けた。２２日開幕のチームＷ杯（ロンドン）に向けた会見が１６日、都内で行われ、代表選手それぞれが熱戦を繰り広げている冬季大会から受けた影響を明かした。

　平野美宇（１７）＝エリートアカデミー＝は、スノーボード男子ハーフパイプ銀メダルの平野歩夢（木下グループ）に刺激を受けた様子。「同じ名字なので勝手に親近感が湧いて応援していたので、（銀メダルで）すごいなと思った」と話し、周囲を笑わせた。

　石川佳純（２４）＝全農＝は「（ジャンプ女子の）高梨沙羅ちゃんがメダルを獲った時は感動して泣いた。残念な結果だった４年前も見ていたので本当によかったなと、友達と見ていてみんなで大喜びした」と明かした。

　丹羽孝希（２３）＝スヴェンソン＝は「僕は（スノーボードＨＰ金メダルの）ショーン・ホワイト選手を見てすごく感動した。（五輪通算で）金メダルを３つ獲るのはすごいなと、カッコいいと思った」と目を輝かせた。

　張本智和（１４）＝エリートアカデミー＝は「同じ仙台出身の羽生結弦選手のファンなので、ケガ明けで難しいと思うけど、（日本勢の）金メダル第１号になって欲しい」とエールを送った。