大砂嵐 無免許運転で略式起訴 協会は処分協議へ

 エジプト出身の十両大砂嵐(26)=大嶽=が乗った車が長野県内で別の車に追突した事故で、長野区検は16日、道交法違反(無免許運転)の罪で大砂嵐を略式起訴した。長野簡裁は同日、罰金50万円の略式命令を出し即日納付された。起訴状によると、大砂嵐は1月1日に長野県中野市で、同3日には同県山ノ内町で、それぞれ有効な運転免許証を持たずに乗用車を運転したとしている。

 これを受けて日本相撲協会の春日野広報部長は、3月9日に大阪市内で開かれる定例理事会で処分を協議する見通しを示した。解雇を含めた厳罰が予想される。当面は大砂嵐の弁護士を通じ、弁明を聞く方針。

 師匠の大嶽親方(元十両大竜)は協会に処遇を一任するとし「相撲を愛している方、支えてくださる方に本当に申し訳ない気持ちしかない」と謝罪の念を述べた。

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