稀勢の里、春場所出場の決断は来週半ばに 連合稽古参加を表明

 「大相撲春場所」(3月11日初日、エディオンアリーナ大阪)

 5場所連続休場中の横綱稀勢の里(田子ノ浦)が27日、大阪市港区の田子ノ浦部屋宿舎で本格的な稽古を再開した。5日と6日にある二所ノ関一門の連合稽古に参加する方針を表明。春場所出場の判断は、来週半ばとなる見込みだ。

 朝稽古後には大阪市北区の造幣局を訪れ、昨年の春場所で優勝して手にした造幣局理事長杯のレプリカのレリーフを贈呈された。昨年の新横綱場所Vに加え、初土俵や新関脇として迎えた大阪との縁を挙げて「験のいい場所」と思い入れを口にした。

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