女子バレー栗原恵 日立リヴァーレを退団「悩み考えました」33歳今後は未定
バレーボール女子の栗原恵が28日、所属していた日立リヴァーレを退団すると発表した。
日立の公式ホームページで発表され、栗原も同日、自身のブログを更新。「4シーズンという長い時間をリヴァーレの一員として過ごし、色々な経験をさせて頂きました。そして沢山のことを学びました。楽しいことも嬉しいこともそして辛いことも」と伝えた。
チーム関係者やファンに向けてもメッセージ。「皆さまの支えがあったからこそ乗り越えてくることできたと思っております。今リーグの結果はとても厳しいものとなりましたが、最後まで応援してくださった皆さまにこの場をお借りして御礼申し上げます」とつづった。日立は今季のプレミアリーグで通算5勝16敗の最下位に終わっていた。
栗原は01年、高校生で日本代表に選出。実力に加えてかわいらしいルックスでも注目を集め、一躍バレー界の人気者となった。09年には左膝を大けが。それでも現役にこだわり続け、海外でもプレーした。14年に岡山シーガルズを退団し、日立に加入した。
現在は33歳。今後について注目されるが「この決断に至るまで、沢山悩み考えました。前向きな決断としてご理解頂けましたら幸いです。まだ今後につきましては何も決まっておりませんが、今はゆっくりと心と身体を休めております。これからしっかり自分と向き合い、考えていけたらと思います」とした。
さらに「またこちらでご報告できる日まで温かく見守って頂けたら嬉しいです。本日が一つの区切りと致しまして、関係者の皆様、そして応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。これからも引き続き応援の程よろしくお願い致します」と締めくくった。