五輪後初戦へ小平&美帆が出発 小平「銀の悔しさリベンジしたい」
平昌五輪スピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(31)=相沢病院、金銀銅のメダル3個を獲得した高木美帆(23)=日体大助手=が28日、それぞれ五輪後初戦に出発した。
小平は羽田空港から世界スプリント選手権(3月3、4日、中国)に向かった。凱旋帰国からわずか42時間後の再出国となったが、「日本の空気を吸えただけでも落ち着けた。しっかり充電できた」とリフレッシュした表情で話した。
悲願の金メダルを獲得したものの「思ったほど五輪で気持ちが切れることはなかった」と最速女王。「(平昌の)1000メートルで銀メダルだった悔しさがリベンジしたい思いになっている」と尽きない向上心をのぞかせた。
500メートルから5000メートルまで4種目の総合成績を競う世界選手権(3月9~11日、アムステルダム)と翌週のW杯最終戦(ミンスク)に出る高木美は成田空港で報道陣に応対。こちらは気持ちの切り替えに苦労していることを明かしつつも、「レースを楽しむことも次に向かうには必要かな」と笑顔で語った。