村山謙太“最強双子”奪還だ 日本新を更新した設楽兄弟に負けん!
「びわ湖毎日マラソン」(4日、皇子山陸上競技場発着)
男子マラソンの20年東京五輪代表選考会「グランドチャンピオンシップ(GC)」の出場権が懸かる、びわ湖毎日マラソン(4日・皇子山陸上競技場発着)の有力選手が3日、大津市内で会見を行った。先週の東京マラソンで設楽悠太(26)=ホンダ=が2時間6分11秒をマークし、16年ぶりに日本記録を更新。日本マラソン界が活気づく中、2度目のマラソンに挑む村山謙太(25)=旭化成=は、“最強双子ランナー”の称号奪還に向けて闘志を燃やした。
ランナーとして、そして双子に生まれた者としての対抗心がうずいていた。「片方だけじゃ駄目だと思うので。両方強くて、双子で最強」。日本記録を出した設楽悠は、双子の兄の啓太とともに箱根駅伝を沸かせてきた。村山もまた双子の弟で1万メートル日本記録保持者の紘太とともに世界を目指している。
今大会には設楽啓とニュージーランドの最強双子ランナー・ロバートソン兄弟の一人、ジェイクも出場。「勝てれば最強の双子に近づける」と意欲をたぎらせた。