聖火リレー、平昌へ出発 9日開幕のパラリンピック

 【ソウル共同】9日に開幕する平昌冬季パラリンピックの聖火リレーは4日、平昌に向けてソウルを出発した。あいにくの小雨の中、最初の走者は陸上競技用の車いすに乗った2人が務め、ゆっくりと聖火を運んだソウル市障害者自転車連盟の羅恩和会長は「大会が盛り上がって、選手には最高のプレーをしてほしい」と話した。

 聖火は大会発祥の地、ストーク・マンデビル(英国)や韓国各地で採火され、3日にソウルで行われた式典で一つになった。リレーは今後、平昌のある北東部の江原道の主要都市を巡る。800人のランナーが計80キロの距離をつなぎ、9日の開会式で聖火台に点火される。

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