高梨沙羅は4位 通算54勝目はお預け ルンビが優勝でW杯総合V
「スキージャンプ・女子W杯」(4日、ルシュノブ)
平昌冬季五輪銅メダルで、男女通じて史上最多の通算54勝目が懸かる高梨沙羅(21)=クラレ=は1回目で93・5メートル、2回目で89・5メートルを飛び、合計225点で4位に終わった。これでW杯では3戦続けて表彰台を逃した。
高梨はこれで今季12戦未勝利。昨季の最終戦から13戦連続V逸の自己ワースト記録を更新することになった。
ほかの日本勢は、平昌五輪9位の伊藤有希(23)=土屋ホーム=が82・5メートル、89メートルの合計195・3点で19位、同12位の岩渕香里(24)=北野建設=は88メートル、87メートルの200・1点で16位、同17位の勢藤優花(20)=北海道ハイテクAC=は89メートル、80メートルの合計176・4点で25位だった。岩佐明香(21)=日大=は1回目34位で、2回目に進めなかった。
平昌五輪の金メダリスト、マーレン・ルンビ(23)=ノルウェー=が100メートル、メートルの合計257・8点で圧勝し、自身初めてとなるW杯の総合優勝を決めた。
同五輪の銀メダリスト、カタリナ・アルトハウス(21)=ドイツ=が94メートル、92メートルの合計234・6点で2位に入った。