高安、連合稽古で気を吐く22番「体力つけるためにやらないと」

 「大相撲春場所」(11日初日、エディオンアリーナ大阪)

 場所前恒例となる二所ノ関一門の連合稽古が5日、大阪府堺市の尾車部屋で行われ、大関高安(27)=田子ノ浦=が22番と気を吐いた。

 幕内の琴奨菊(佐渡ケ嶽)、輝(高田川)らをパワーでねじ伏せたが、苦手の玉鷲(片男波)に苦戦。立ち合いでうまく相手を押し込めず圧力負け。途中5連敗するなどした。

 計10勝12敗と負け越し。「番数を取りたかった。内容が良くなかった。内容が悪い中でやめられない。体力を付けるため番数をやらないと。満足はできていない」と反省の言葉を並べた。

 先場所は大関昇進後初の2桁勝利となる12勝を挙げ、悲願の初優勝も近づいてきた。「先場所以上の成績を残したい。力強い立ち合いがなかなかできなかった。前に出られれば余計なことをしなくていい。稽古場でも負けちゃいけない」と、上を向くのみ。

 尾車親方(元大関琴風)は「様子を見ながらやっていたから勝敗は関係ない。体も大きくなったしケガさえなければいい。(3人の)横綱が(故障明けで)いまいちなので高安に頑張ってもらわないと。そうそう平幕に優勝されてはしゃれにならない」と、期待していた。

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