カー娘、吉田知那美「戦力外」からの銅メダルだった
平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリング日本女子代表・LS北見の藤澤五月、吉田知那美、吉田夕梨花、鈴木夕湖、本橋麻里の5選手が5日、テレビ朝日系「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います」に出演し、チーム結成秘話を明かした。
本橋を中心に2010年に結成されたLS北見だが、結成当初からのメンバーは吉田夕梨花、鈴木夕湖の3人。平昌五輪の前のソチ五輪時は、吉田知那美、藤澤五月は別のチームに所属しており、本橋は「4年前は藤沢も中部電力というチームに所属して、吉田知も北海道銀行さんというチームで、ライバル同士だった」と説明した。
ソチ五輪の出場権を懸けた試合は、藤沢と吉田知が直接対決。吉田知の所属していた北海道銀行フォルティウスが勝って、ソチ五輪に出場し、1次リーグ4勝5敗で敗退した。
ソチ五輪後に吉田知は、チームを離脱。当時について「戦力外2014みたいな感じで、ちょっと力が足りず自由契約みたいな感じになって…」と振り返り、精神的なショックもあって「色んな方からメッセージがあったんですけど、(連絡を)取りたくなくて一人旅に出た」と明かした。
その時、本橋からチーム参加を打診されたが、1度はこれを固辞。「いろいろ考えているうちにやっぱり、続けたいなと、私の方からやっぱり入れてくださいとお願いした」とチーム加入を決意したという。
北見出身の藤沢は「中部電力でソチに出ることが出来ず、もう1度、やり直そうと、地元に帰った」と振り返っていた。