「体が悲鳴」の小平奈緒が帰国 W杯最終戦は回復具合を見て判断
スピードスケートの平昌五輪女子500メートル金メダリストで、連覇を狙った世界スプリント選手権(中国、長春)を体調不良のため途中棄権した小平奈緒(31)=相沢病院=が5日、羽田空港に帰国した。マスク姿で到着ゲートから出てきた小平は、集まったファンや報道陣に会釈をしながら、足早に空港を後にした。
小平は選手団の主将も務めた平昌五輪から帰国し、公式行事やイベントなどをこなした後、日本滞在わずか42時間で中国へ出発。大会では500メートルを2連勝、1回目の1000メートルは4位で総合首位に立ち、2連覇が有力となっていたが、「体が悲鳴を上げてしまった」と疲労がピークに達し、最後の1000メートルを棄権。連覇を逃した。
今季最終戦としてW杯ミンスク大会(17、18日・ベラルーシ)を予定しているが、出場は今後の回復具合をみて判断される。