水谷隼がTリーグ参戦の意向「盛り上げる責任感じる」

 卓球男子リオデジャネイロ五輪銅メダリストの水谷隼(28)=木下グループ=が5日、10月開幕の新リーグ「Tリーグ」に参戦する意向を表明した。カタール・オープン(6日開幕)への出発前に羽田空港で取材に応じた。

 これまでTリーグには静観する姿勢を見せていたエースがついに参戦を決めた。まだ正式に契約はしていないが、「来季はTリーグに集中したい」と明言。現在参戦しているロシアリーグには籍を置いたまま来季は出場しない見込みで、「Tリーグに出て日本で調整しながら、ワールドツアーでしっかり結果を出せるようにしたい。(欧州参戦に比べて)移動の負担がない分、もっと強くなれる」と期待を口にした。

 リオ五輪での日本男女のメダル獲得や14歳の張本智和(エリートアカデミー)の台頭などで卓球界への注目度は急上昇しており、国内のプロリーグ設立を長年夢想していた水谷にとって追い風が吹く状況となっている。

 水谷は「ここ1、2年は卓球がブームというか、すごくいい流れができている。その流れを東京五輪まで持っていくにはTリーグがカギになる」と力を込め、「僕や丹羽(孝希)、吉村(真晴)といった五輪に出た選手や張本もそうだが、Tリーグでプレーして盛り上げていく責任を感じている」とメジャースポーツ化への決意を示した。

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