聞き取り調査、第三者機関に委託 伊調馨選手へのパワハラ問題

 レスリング女子で五輪4連覇を達成した伊調馨選手(ALSOK)が、日本協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを繰り返し受けたとする告発状が内閣府に出された問題で、日本協会は6日、東京都内で倫理委員会を非公開で開き、伊調選手や栄氏への聞き取り調査を弁護士で構成される第三者機関に委託することを決めた。

 弁護士の選定は数日中に行い、数週間内に聞き取り調査を終える予定。倫理委が調査結果をまとめ、日本協会に報告する。

 日本協会が倫理委を開くのは2013年に公益財団法人に移行してから初めて。倫理委のメンバーは協会関係者ら5人で構成される。

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