至学館大「栄監督は衰弱」と発表 伊調選手へのパワハラ告発問題で

 レスリング女子五輪4連覇の伊調馨選手(ALSOK)が、日本レスリング協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを繰り返し受けたとする告発状が出された問題で、栄氏が監督を務める至学館大は7日、「監督は衝撃を受け心身が衰弱し、日常生活を送ることも困難」と声明を発表した。安静療養が必要としている。

 学校関係者によると栄強化本部長は調査委員会の聞き取りに備え、当面は大学で指導せずに療養予定。至学館大は五輪金メダリストの吉田沙保里選手(至学館大職)、小原日登美さん、登坂絵莉選手、土性沙羅選手(ともに東新住建)、川井梨紗子選手(ジャパンビバレッジ)も輩出した。

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