競泳・金藤が引退 リオ五輪では200メートル平泳ぎで金メダル

 2016年リオデジャネイロ五輪の競泳女子200メートル平泳ぎ金メダリストで、同種目の日本記録を持つ金藤理絵(29)=Jaked=が7日、現役引退届を日本水泳連盟に提出した。所属スポーツクラブが発表した。16日に会見する。

 16年4月の日本選手権で2分19秒65の日本記録を樹立した。08年北京大会以来2度目の五輪となったリオデジャネイロ大会で、競泳女子の日本勢として12年ぶりに金メダルを獲得。日本の競泳女子では最年長のメダリストになった。

 その後は競技続行か引退かで揺れ、17年の日本選手権を欠場するなど、レースから遠ざかっていた。16年10月下旬のW杯を最後に第一線に戻らないままの幕引きだった。

 07年春から指導する加藤コーチはリオ五輪前から「理解力も筋力も今が一番伸びている。金藤理絵はまだまだ。20年東京の方が強いと思う」と熱弁していた。金藤も17年3月に「東京(五輪)が最終目標になる可能性もなくはない」と話し、第一線での活動に含みを持たせていたが、進退に迷った末に出した結論は引退だった。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス