平昌パラリンピックが開幕 日本勢は5競技38選手が出場
平昌冬季パラリンピックは9日夜、開会式が行われ、10日間の障害者スポーツの祭典が幕を開けた。14年ソチ大会の6個を上回るメダル獲得を目指す日本選手団は、アルペンスキー女子座位の村岡桃佳(早大)を旗手に入場行進した。
今大会はスノーボードが独立した競技として新たに加わり、6競技80種目が行われる。日本勢は車いすカーリングを除く5競技に38選手が出場する。
聖火リレーの締めくくりに登場したのは、地元韓国の健常者と障害者のカーリング選手だった。今大会の車いすカーリングに出場する男子の徐順錫と、五輪のカーリング女子で銀メダルを獲得した韓国のスキップ、金ウンジョンが聖火台に火をともすと、大きな花火が打ち上げられた。
金ウンジョンは「眼鏡先輩」というあだ名で親しまれ、五輪の準決勝では日本代表のLS北見に延長戦の末、勝利した。