平野歩夢、因縁のUSオープンで初優勝 昨年は着地失敗で大けが「僕にとって大きい優勝」
平昌五輪で2大会連続となる銀メダルを獲得した、スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢が10日、USオープンで89・62点を記録し初優勝した。USオープンは昨年、平野が出場しトリック時に着地に失敗して左膝や内臓を負傷した因縁の大会だった。
大会公式サイトには平野の「USオープンは1番大切な大会の1つですし、この大会にはいろんな思いを持っています。去年の怪我から戻ってきたので、本当に僕にとっては大きい優勝だと思います。興奮しています」というコメントが掲載されている。
平野は大きいジャンプから「フロントサイドダブルコーク1440インディ(縦2回転、横4回転)」、「スイッチフロントサイドダブルコーク1080インディ(縦2回転、横3回転)」、「フロントサイドダブルコーク1260インディ(縦2回転、横3回転半)」、「バックサイドダブルコーク1260ミュート(縦2回転、横3回転半)」と技を決めた。