高梨沙羅は4位 史上最多の54勝目は持ち越し 伊藤が3位、ルンビが地元V
「スキージャンプ・女子W杯」(11日、オスロ)
今大会はラージヒルで行われ、平昌冬季五輪銅メダルで、男女通じて史上最多の通算54勝目が懸かる高梨沙羅(21)=クラレ=は1回目で122・5メートル、2回目で125・5メートルを飛び、合計228・6点で4位に終わった。平昌五輪を挟み、W杯では4戦続けて表彰台を逃した。
高梨はこれで今季13戦未勝利。昨季の最終戦から14戦連続V逸の自己ワースト記録を更新することになった。
ほかの日本勢は、平昌五輪9位の伊藤有希(23)=土屋ホーム=が123メートル、124メートルの合計229・7点で3位に入り、表彰台に上がった。
同12位の岩渕香里(24)=北野建設=は116メートル、114・メートルの合計187点で11位、同17位の勢藤優花(20)=北海道ハイテクAC=は119メートル、108・5メートルの合計183・2点で13位だった。
平昌五輪の金メダリストで、すでに初のW杯総合Vを決めているマーレン・ルンビ(23)=ノルウェー=が134メートル、126メートルの合計262・7点をマークし、地元ノルウェーでの大会で圧勝した。