アルペン女子S大回転・村岡銅 連日のメダル獲得も金メダル奪取へ思いをはせる
「平昌パラリンピック・第3日」(11日、平昌)
アルペンスキーはスーパー大回転が行われ、女子座位で村岡桃佳(21)=早稲田大=が銅メダルを獲得した。10日の滑降で日本勢第1号となる「銀」を手にしたのに続き、今大会自身二つ目。日本のメダル数は合計3となった。男子座位は狩野亮(31)=マルハン=の5位が最高だった。狩野は2010年バンクーバー大会、14年ソチ大会に続く3連覇はならなかった。
今大会のヒロイン、村岡が二つ目のメダルを手にした。アルペンスキー女子滑降座位から一夜明け、スーパー大回転でも3位に。「いろんな種目でメダルを取れる選手になれたことがうれしい」とほほえんだ。
滑降とスーパー大回転はアナ・シャフェルフーバー(ドイツ)が2連勝。ソチ大会5冠女王の力は健在だ。それでも、その背中は近づきつつあると感じている。「持ってない色は一つだけ」と金メダル奪取へ思いをはせた。