貴乃花親方、3日連続欠勤も4日目以降の出勤を示唆 春場所全休報道は否定
貴乃花親方(45)=元横綱=が13日夜、貴乃花部屋のホームページを更新し、春場所を全休する旨を日本相撲協会に文書で通告したとの報道を「全休するなど申しておりません」と否定した。
貴乃花親方は「日本相撲協会に提出した文書に『場所中、役員室に常時滞在することは極めて難しく』と記載したのであって」とし、「全休するなど申しておりません」と説明。
「それぞれの職務は、その職に応じた役割があり、役員室に閉じこもっていては、その職務を全うできないというのが私の信条です」とした上で、「明日以降、貴ノ岩の状況を見極めながら、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)において、対応させていただく予定でございます」と4日目以降、出勤する意向を示した。
同親方は12日、3場所ぶりに復帰した弟子の十両貴ノ岩が、主治医と連絡を取るため会場に滞在できないとの旨をFAXで協会に連絡。
3日連続で欠勤となったこの日は、京都府宇治市の部屋で朝稽古後、意図を説明。貴ノ岩の状態について、「まだ目が離せない。何連勝、勝ち越しとなっても本人の体調に何かあればすぐに休場させます。人道的に関わってくる」と主張した。