伊調馨がコメント発表 協会の調査に「ご要請いただきましたら応えていく所存です」
レスリング女子のパワハラ告発問題で、五輪4連覇を達成した伊調馨(33)が14日、所属するALSOKを通じてコメントを発表した。
13日に内閣府の聞き取り調査を受けた伊調は「この度の私に関する報道に対し、皆さまにご心配をおかけしておりますが、温かいお言葉を多数いただきまして、ありがとうございます。まずは、昨日、内閣府から調査の要請がありましたので、自分の認識している事実をご説明いたしました。また、日本レスリング協会の第三者委員による調査も、ご要請いただきましたら応えていく所存です。その上で、各調査機関の判断を待ちたいと考えております」とコメント。
五輪4連覇中の伊調は、日本協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを繰り返し受けたとする告発状が内閣府に出されたことを受け、13日に都内で非公開の聞き取り調査に応じた。日本協会も第三者の弁護士を通じて調査する方針で、伊調側も要請があれば応じる構えを見せた。
栄強化本部長、日本協会はともに告発内容を否定している。