至学館大の谷岡学長、報道に反論 女子レスリングのパワハラ問題

 レスリング女子で五輪4連覇の伊調馨選手(ALSOK)が日本レスリング協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを受けたとする告発状が内閣府に出された問題で、栄氏が監督を務める至学館大の谷岡郁子学長が15日、愛知県大府市の至学館大で記者会見し、一連の報道に反論した。パワハラの有無については「分かりません」と答えた。

 日本協会副会長も務める谷岡学長は伊調選手について「練習場所がないというが、私たちはいつでも歓迎だと申し上げた。私が使わせるといえば使うことができる」と主張した。

 谷岡学長は吉田選手や部員らに「ひきょう者」などのメールが来たことを明らかにした。

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