吉田夕、両角ペア6点差大逆転 チョコボールもぐもぐで勝利のエンゼル舞い降りる?
「カーリング・日本混合ダブルス選手権」(15日、みちぎんドリームスタジアム)
1次リーグ2日目に入り、平昌五輪で日本カーリング史上初の銅メダルを獲得したLS北見のリード吉田夕梨花(24)と、同五輪男子代表SC軽井沢のスキップ両角友佑(33)のペアは、第3エンドまでに6点差を付けられる大ピンチに陥ったが、巻き返して11-9で大逆転勝ち。この日、連勝で通算2勝1敗とした。
各エンドの決め手のショットが精度を欠き、第3エンドまでで0-6。それでも「こんな日もあるか、と思っていたけど、チャンスは作れていたのでミスしなければと思っていた」と、両角。第4エンドにスーパーショットを連発し、一気に5点を奪い返すと、8-9で迎えた最終8エンド。最後のテークショットを吉田夕がしっかりと決め、勝利をつかんだ。
第4エンド終わりの休憩時間には、懐かしのお菓子「チョコボール」をもぐもぐ。「ピーナッツといちごとカスタードがあった。僕はカスタードを食べたかったんですけど、ピーナッツになって。でも甘いもの好きなんで」(両角)。金のエンゼルも銀のエンゼルもついていなかったが、勝利のエンゼルは舞い降りたようだった。