【インディアンウェルズ(米カリフォルニア州)共同】テニスのBNPパリバ・オープン女子シングルスで4強入りした大坂なおみは準決勝前日の15日、第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)戦に向けて1時間半ほどコートで練習した。1月の全豪オープン4回戦で敗れた強敵との再戦に向けて「(全豪では)多くのミスを犯した。もっと粘って長いラリーに持ち込みたい」と雪辱を誓う。
ハレプは四大大会の優勝経験こそないものの、スピンを利かしたショットの組み立てと豊富な運動量で世界1位に上り詰めた。3戦全敗と苦手にしている大坂だが、持ち味のパワーを制御しながら冷静に戦えている。