カーリング、累計視聴数は150万人 大フィーバー冷めやらぬ中での開催
「カーリング・日本混合ダブルス選手権」(18日、みちぎんドリームスタジアム)
さっちゃん無双で圧巻V!準決勝、決勝が行われ、平昌五輪女子で日本カーリング史上初の銅メダルを獲得したLS北見のスキップ藤沢五月(26)と、同五輪男子代表SC軽井沢クのセカンド山口剛史(33)の“フジヤマ”ペアが今大会8戦全勝で日本一に輝いた。
平昌五輪で巻き起こった大フィーバー冷めやらぬ中での開催となった今大会。日本協会は混合ダブルスの大会では初めてチケットを有料にしたが、会場がわずか256席ということもあり、前売り段階で全日程完売となった。藤沢や、吉田知といった人気選手が出場の時間は観客席はいっぱい。一方で五輪代表選手が一人も出場しなかった時間帯は観客がゼロとなるなど、現状では表面的なブームにとどまっていることを感じさせた。
ただ、予選リーグ最終日の17日と、準決勝、決勝の18日を生放送したインターネットテレビ「abema TV」の2日間の累計視聴数は150万人を超えるなど、“熱”が広がっているのは確か。競技普及に向けて、ここからが本当の勝負となりそうだ。