パラリンピアンに光!メダル報奨金増額「首が取れそう」5つ獲得村岡桃佳は900万円
平昌パラリンピックに出場した日本選手団が19日、帰国し、都内で解団式とメダリストによる記者会見が行われた。日本選手団は前回のソチ大会を上回る10個(金3個、銀4個、銅3個)のメダルを獲得。出場した5種目すべてでメダルを獲得したアルペンスキー女子座位の村岡桃佳(21)=早大=は「長時間メダルを掛けていると、首が取れてしまうんではないかという重さ。幸せです」と、笑顔で語った。
日本パラリンピック委員会はこれまで金メダル150万円、銀メダル100万円、銅メダル70万円だった報奨金を、今大会から金300万円、銀200万円、銅100万円に増額。金1つ、銀2つ、銅2つの村岡は、計900万円を獲得した。同委員会は20年東京大会での増額を決めていたが、平昌での日本選手の活躍により、前倒しを決めた。日本オリンピック委員会(JOC)の五輪メダリストへの報奨金は金500万円、銀200万円、銅100万円。金メダルの額は届かないが、銀と銅は並んだ。
村岡は「パラスポーツの価値が認められたのかな。もっとテストしたいことや、やってみたいことがあるので、競技にどん欲に費やしていきたい」と、喜びを語った。