ザギトワ3回転倒でまさかの5位 大粒の涙ポロポロ“固め打ち”ジャンプが裏目?
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「フィギュアスケート・世界選手権」(23日、ミラノ)
ショートプログラム(SP)2位でスタートした平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)はフリーで3度の転倒が響き128・21点と、合計207・2点の5位に終わった。
後半に7本のジャンプを“固め打ち”する演技構成だが、その最初の高難度のコンビネーションのジャンプのトリプルルッツでまず転倒すると、ダブルアクセルからのトリプルトゥループも転倒。トリプルループにも果敢に挑戦したがこれも転倒するなど、まさかの3度の転倒となった。
平昌五輪では鉄壁の滑りを見せたが、この日はジャンプがことごとく失敗。ザギトワもスケーティングしながらもこわばった表情は隠せなかった。演技終演後必死に笑顔を浮かべようとしたが、キスアンドクライでは我慢しきれず、大粒の涙をこぼし、顔を覆った。
ザギトワにとって、これが初の世界選手権。15歳の少女には厳しい結果となった。