貴乃花親方、改めて出直し決意「私自身が一兵卒でやるという気持ち」
「大相撲春場所・14日目」(24日、エディオンアリーナ大阪)
元横綱日馬富士の暴行事件に関し日本相撲協会の対応を問題視し内閣府へ提出した告発状を23日に取り下げる意向を示した貴乃花親方(45)=元横綱=が24日、京都府宇治市の部屋で朝稽古後、取材に応じ、改めて「一兵卒」で出直す決意を示した。
協会との抗争に全面降伏し、再出発。稽古は身振り手振りで十両貴ノ岩、貴源治に手本を見せた。指導により集中することに「それが基本。基礎に帰って、改めて、新たにですね」と、気持ちの変化もあった様子。「私自身が一兵卒でやるという気持ち」と改めて強調した。
告発状に関しては。「弁護士にお任せします」と話した。
28日の年寄総会にも出席し、一連の騒動に対する親方衆の疑問、不信感に対し、答えるつもり。弁護士同伴かと問われると「いえいえ私1人で」とキッパリ。厳しい声も予想されるがと聞かれると「たくさんあると思います。一つ一つ」と、覚悟を決めて臨む。