塚原直貴氏、桐生超え?10メートル走で快足披露、ボルトに0・01秒

トークショーに参加した塚原直貴氏=大阪市内
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 2008年北京五輪陸上男子400メートルリレー銀メダリストの塚原直貴氏(32)が25日、マスターズスポーツ世界大会「ワールドマスターズゲームズ2021関西」のPRイベントに参加し、10メートル走に挑戦。1秒86をマークし、100メートル9秒台記録保持者・桐生祥秀選手の“非公式記録”である1秒90を大きく上回った。

 子供用の10メートルレーンで、塚原氏は自慢の足を披露。速すぎるためか2度の計測不能というハプニングもあった。トークショーでは「まだまだ走れます。筋肉が運動を覚えているので、(ブランクがあっても)走ろうとすれば走れる。マッスルメモリーっていうんです」と自信満々に話した。

 桐生選手の“非公式記録”は、16年日本選手権100メートル決勝の成績を元に計算した数字だが、塚原氏が上回った。また、100メートル世界記録保持者、ウサイン・ボルト氏(31)の08年北京五輪100メートル決勝タイムを元に計算した記録は1・85で、塚原氏はあと0・01秒に迫った。

 これにはMCを務めたタレントのたむらけんじ(44)も「すごい~!」と、世界レベルのスピードに感動していた。

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