鶴竜、優勝インタビューで「大阪弁使おうかなと思ったんですけど…」
大相撲春場所で8場所ぶり4度目の優勝を決めた横綱鶴竜が25日、NHK「サンデースポーツ」に生出演し、優勝した喜びを改めて、語った。
4年ぶりの賜杯を受け取った際の心境を問われると、「しっかり理事長の顔を見て受け取った。(場所前に)理事長から『まだまだやれる』と期待してもらって、それに応えたいと思っていた。いろんな思いがあって、グッときた」と感慨深げに振り返った。
表彰式恒例の土俵下インタビューでは、周囲への感謝を伝えるとともに「またひとつ自分が成長できた。これからももっとできるんだと確証できた」と横綱としての覚悟を示した。14年に初優勝と横綱昇進を決めた思い出深い大阪での復活Vとあって「大阪のファンは…大好きです」と感謝の言葉を贈った鶴竜。アナウンサーから、「大好きです」と話す直前に一瞬の間があったことを問われると、「一瞬、大阪弁を使おうかなと思ったんですけど。“ホンマ、ありがとう”とか…、でもまじめに言っちゃいました」と明かしていた。