桐生、200メートルを強く意識 今季へ抱負、初戦は5月

 陸上男子100メートルで昨年、日本人初の9秒台となる9秒98をマークした桐生祥秀(東洋大)が30日、日本陸連の河野洋平名誉会長からブロンズ像を、日本学生連合からは日本新記録章を贈られた。東京都内で贈呈式をはしごし「もうシーズンイン。シーズンのことだけを考え、強くなりたい」と、日本生命所属の社会人として迎える今季の抱負を述べた。

 現在は200メートルを強く意識する。自己ベストは2013年に出した20秒41にとどまっており、この冬は200メートルや250メートルの練習を重ね、今季初戦は5月3日の静岡国際の200メートルを予定。

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