本田真凜、米国へ練習拠点移す「新しくスタート」浅田真央さんコーチから指導受ける
フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」が31日、大阪の東和薬品ラクタブドームで行われ、出演した本田真凜(16)が「環境を変えて新しくスタートできたら」と話し、練習拠点を米国に移し、ラファエル・アルトゥニアン・コーチ(60)の指導を受けることを明かした。
「(指導を受けているのは)ラファエルコーチで、練習は厳しい。できないことがたくさんあるので、毎日毎日今は自分ができることを増やせるようにと思って頑張っています」と本田。3月に短期で練習に訪れており、4月から兄・太一(19)とともに拠点を移すという。「去年すごく悔しい思いをしたので、その分今年は去年の悔しさを存分に晴らせるようなシーズンにしたい」と力強く話した。
ラファエル・アルトゥニアン・コーチは、06年からの約2シーズンにわたって浅田真央さんを指導。現在は世界選手権男子を制したネーサン・チェン(18)や、本田自身が「憧れ」と話す16年世界選手権銀メダリストのアシュリー・ワグナー(26)らを指導している。
「同じリンクで同じ時間に一緒に滑っているので、吸収するものがたくさんある。ジャンプを、もっとトップの選手についていけるように。女子の進化についていけるように頑張りたい」。22年北京五輪へ向け、本田が新たな一歩を踏み出す。