春日野巡業部長、関取衆に訓示 不祥事繰り返さぬ「慎むように」

 大相撲の春巡業2日目が2日、岐阜県中津川市で行われ、不祥事からの立て直しに向け、春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)が関取衆に訓示し、鶴竜と白鵬の両横綱らが思いを新たにした。

 春日野巡業部長の「(日本相撲)協会が注目されているので、行動や言動を慎むように」との言葉に、春場所優勝の鶴竜は「しっかり周りに声を掛けて、引っ張っていけるようにしたい」と話した。左足親指負傷で春場所を休場した白鵬は「(自分は)看板力士だから」と自覚を漂わせた。

 同巡業部長は行司や床山らにも「与えられた仕事を全うしてほしい」と訴え、トラブルなどが発生した場合、代表者が報告するように伝えた。

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