暴力問題処分明けの小関也朱篤、予選トップ通過「全身全霊で泳いだ」
「競泳・日本選手権」(3日、東京辰巳国際水泳場)
アジア大会(8~9月、インドネシア・ジャカルタ)などの代表選考会を兼ねて行われ、男子100メートル平泳ぎ予選で、世界選手権同種目4位の小関也朱篤(26)=ミキハウス=が59秒82をマークし、トップで準決勝に進出した。
小関は昨年12月の日本代表合宿中に起こした暴力問題で対外試合出場自粛処分を受けていたが、3月末で解除された。復帰戦が大一番となったものの好タイムで予選トップ通過を果たし、「緊張もあったが、しっかりトレーニングを積めている証拠が出せた。家族も来ているし変なところは見せられない。全身全霊を懸けて泳いだ」と納得の表情を浮かべた。
準決勝、決勝では、北島康介が持つ日本記録(58秒90)更新を目指す。